今っぽい「ツヤ肌」の作り方とは? マット肌との違い・メリットも解説

ここ数年、みずみずしいツヤ肌をつくるベースメイクがブームになっています。ただし、理想的なツヤの出し方や質感は、年々少しずつ変化していることをご存じでしょうか。今の時代に見合ったツヤ肌とはどのようなものなのか、マット肌との違いや、実際の作り方とあわせてご紹介します。

そもそも今流行りの「ツヤ肌」とは?

濡れ感のあるツヤ肌ブームがひと段落し、今トレンドになっているのは素肌感を生かしたナチュラルなツヤ肌です。内側から発光しているような自然なツヤと、表情を明るく見せるトーンアップを意識するのがポイント。肌にツヤが出るとハリ感も高まるので、フレッシュで健康的な印象を与えることができます。

ただし、ツヤの出し方はパーツによって差をつけることが大切です。小鼻やフェイスラインなどにツヤを出しすぎると、テカりやベタつきに見えてしまうことがあります。 また、マスクが欠かせなくなった昨今は、摩擦や湿気によるメイク崩れにも注意が必要になります。目元や頬の上部にはツヤを与える反面、マスクで隠れる口元などにはツヤを抑えた崩れにくいベースに仕上げるのがおすすめです。

ツヤ肌とマット肌の違い

マット肌とは、パウダーなどで毛穴や凸凹をカバーし、陶器のように仕上げた肌のこと。ツヤを抑えているためフォーマルで落ち着いた印象を与えますが、仕上げ方よっては老けて見えてしまうことも……。特に乾燥肌でお悩みの方は、マット肌メイクをするとカサつきやシワが目立ってしまうことがあります。

対してツヤ肌メイクは、比較的油分の多いファンデーションやハイライトを使うためカサつきを予防できます。光を集めることでシワやくすみを目立たなくする効果も。肌の乾燥や年齢肌にお悩みの方にこそツヤ肌メイクがおすすめなのです。

ツヤ肌の作り方&メイクポイント

ツヤ肌

STEP1.メイク前の保湿ケアを入念に

みずみずしいツヤ肌をつくるためには、メイク前の保湿ケアが欠かせません。化粧水で水分を与えたら、乳液をなじませ、さらにクリームやオイルなど保湿効果の高いアイテムを重ねてうるおいをしっかり閉じ込めましょう。

STEP2.クリームファンデーションを薄く伸ばす

トレンドのツヤ肌に仕上げるためには、薄付きを意識することが最大のポイントになります。少量でもカバー力の高いクリームファンデーションを使えば、今っぽい抜け感のあるツヤ肌に仕上がります。とくに光を集めたい目の下の三角ゾーンは薄付きを意識して、シミやニキビ跡などの気になる部分はコンシーラーでポイントカバーをおすすめします。

STEP3.三角ゾーンとCゾーンにハイライトをプラス

目頭・目尻・小鼻の3点を結んだ目の下の「三角ゾーン」と目の周りを囲む「Cゾーン」に光が集まると、自然なツヤ肌に見せることができます。クリームハイライトをブラシに少量取り、三角ゾーンとCゾーンをなぞるようにラインを引きます。ぼかし用のブラシやスポンジを使い、肌になじませていきましょう。広くぼかすとハイライト効果が薄まってしまうので、顔全体に広がりすぎないよう注意してください。

STEP4.テカりを抑えたい部分にはパウダーを重ねる

髪の生え際、小鼻周り、鼻の下、フェイスラインは、ツヤのないほうが小顔に見えて清潔感もアップします。これらの場所にはフェイスパウダーを重ねて仕上げましょう。サラサラに仕上げておくことで、今の時期に嬉しいマスクによるメイク崩れを防ぐ効果もありますよ。

ツヤ肌メイクで若々しくみずみずしい印象に

今回は、トレンド感をアップさせるツヤ肌メイクをご紹介しました。クリームファンデーションを使用しツヤの出し方にメリハリを与えれば、マスク生活にも負けない理想的な肌が完成します。「ツヤ肌になりたいけれどメイク方法が分からない」「ツヤ肌は崩れそうで心配」と思っていた方は、ぜひご紹介した方法を試してみてくださいね。