いちご鼻を改善しよう！ 正しい毛穴ケア＆今すぐできるカバーメイク
毛穴が黒くブツブツと目立つ、いちご鼻。「鼻の毛穴がコンプレックスで、近くで顔を見られるのが憂鬱……」と感じている方も多いのではないでしょうか。そもそもなぜいちご鼻が発生してしまうのか、予防と改善に役立つケアやメイクで上手にカバーする方法とあわせてご紹介します。
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実はいちご鼻は、2つの種類に分けられます。1つは、毛穴に黒いブツブツとした角栓が詰まったいちご鼻です。角栓の正体は古い角質と皮脂が混じり合ったもので、発生直後は白いのですが、時間が経つと酸化が進み黒ずんでしまいます。角栓によるいちご鼻は触るとザラザラしているのが特徴です。
そしてもう1つは、毛穴周りにメラニンが蓄積したいちご鼻です。茶色いメラニン色素が過剰につくられると、いちごの種のようにブツブツとした斑点ができてしまいます。メラニンによるいちご鼻は触ってもあまりザラザラしていません。よく観察すると、毛穴の周りが円形状に茶色く見えるのが特徴です。
また、乾燥や摩擦などの刺激も角質を厚くするため、角栓の原因になることがあります。鼻を適切に保湿していない方、剥がすタイプのパックなどで刺激を与えている方なども角栓ができやすいでしょう。
メラニンによるいちご鼻の主な原因は、紫外線です。紫外線を浴びるとメラニン色素が過剰につくられ、毛穴周りにシミのような黒ずみを生み出してしまいます。日頃から長く紫外線を浴びている方、鼻に日焼け止めを塗る習慣がない方などは、メラニンによるいちご鼻が生じやすいでしょう。
また、過剰な皮脂は皮膚の炎症を招くため、結果的にメラニンを増やす原因になります。皮脂分泌が活発な方、洗浄が不足している方なども黒ずみが発生しやすいため注意が必要です。
「朝はぬるま湯だけで洗う」「メイクをしていない日は洗顔せずそのまま寝てしまう」なんて方も多いかもしれませんね。しかし、鼻の皮脂分泌が活発なら、朝と夜、洗顔料を使って顔を洗うことをおすすめします。皮脂をきちんと落とすことで、角栓の発生や炎症による黒ずみを防ぐことができます。
メイクが毛穴に残っていると、古い角質と混じり合って角栓ができやすくなります。メイクをした日はそのまま就寝せず、必ずクレンジングをして毛穴の汚れを落としましょう。
クレンジング料は、体温で溶けて毛穴の奥のメイクまで浮かし落とすバームタイプが効果的です。スターオブザカラーの「クレンジングバーム」はW洗顔不要のため、メイクを落としたあとの乾燥が気になる方にもおすすめですよ。
たとえ皮脂量が多い鼻でも、洗顔後・クレンジング後は乾燥しやすくなっています。他のパーツと同じように基礎化粧品を使って、きちんと保湿してあげましょう。うるおいを与えてターンオーバーが正常化すれば、角栓やシミができにくい状態に整えることができます。
ただし、油分を与え過ぎると黒ずみを悪化させてしまうので要注意。化粧水でたっぷり水分を与えてから、乳液や保湿ジェルなどをごく薄く塗るケアがおすすめです。
ビタミンCには、コラーゲンの生成を促すことで毛穴を引き締めたり、メラニンの生成を抑えたりする作用があります。赤ピーマン、ブロッコリー、キャベツ、柑橘類、柿、いちご、キウイなどに豊富に含まれていますから、積極的に取り入れましょう。
また、ビタミンC誘導体配合の化粧品を使えば、できてしまったメラニンにも直接アプローチできます。スターオブザカラーの「シルキースムースUVカットクリーム」にはビタミンCが配合されていますから、メイクと同時に黒ずみ対策をしたい方におすすめです。
「今日はデートだから、いちご鼻を今すぐ何とかしたい！」と思うこともありますよね。そんなときはメイクで毛穴をカバーして、自信の持てる鼻に仕上げましょう。
化粧下地には、毛穴の凹凸を目立たなくする効果があります。いきなりファンデーションを塗るより美しい仕上がりになりますから、できるだけ使用しましょう。たくさん塗るとかえって崩れやヨレの原因になるため、鼻にのせる分はごく少量でOKですよ。
指でくるくると塗り込むことで毛穴の凹凸に下地が入り込み、よりフラットな状態に見せることができます。
ファンデーションは、毛穴を押さえながらスポンジで叩き込むと効果的です。厚塗りすると崩れやすくなるので、こちらもごく少量を薄く使いましょう。
フェイスパウダーには毛穴を目立たなくしたり、皮脂を吸着してメイク崩れを防いだりする効果があります。鼻周りのメイクの仕上げには、できるだけ使用することをおすすめします。
いちご鼻を改善するコツは、長い目で見て正しいケアを続けること。「今すぐ全部除去しなきゃ！」と焦ってしまうと、かえって肌を傷つけ目立たせてしまうので注意が必要です。メイクで上手にカバーしながら今回ご紹介したようなケアを続けて、つるんとした毛穴レス鼻を目指していきましょう。
