大人だから楽しめる、
多幸感メイクのはじめ方

「多幸感メイク」——なんだかいい響きだな、と思いませんか。
 でも、若い人向けのトレンドかしら、自分には少しやりすぎかしら、と、なんとなく距離を置いていた方もいらっしゃるかもしれません。

 

だとしたら、それは少しもったいないことかもしれません。

日頃からツヤを足したり、くすみ対策をしたり、丁寧に工夫を重ねてきたのに、なぜか正解にたどり着けない。若く見せようとするほど、かえって印象が薄くなってしまう、そんな「なんだか違う」をじわじわ感じてきた方にこそ、実は多幸感メイクはとても向いています。

 

目指すのは「若くてかわいい顔」ではありません。健康的で、元気があふれていて、毎日をいきいきと楽しんでいるポジティブな顔。大人だからこそ自然に引き出せる、そのさわやかな輝きの作り方を、これから一緒に見ていきましょう。

目次

Title

手間をかけても、なぜか顔がぱっとしない理由

多幸感メイクってなに?そのメリットを解説

大人のための多幸感メイク かんたん4STEP

仕上がりを底上げする、大人肌への厳選アイテム

いつもご機嫌で楽しそうな顔が、いちばん魅力的

手間をかけても、なぜか顔がぱっとしない理由

毎朝きちんとメイクをしているのに、鏡を見るたびに「なんか違う」と感じてしまう。
 その原因は、テクニック不足やアイテム選びの失敗ではなく、実は「ゴールのずれ」にあることが少なくありません。

(例1)シェーディングで小顔を作るほど、顔に影が積み重なってしまう
 輪郭を引き締めたくてシェーディングを広範囲に重ねるほど、顔全体に影が増えていきます。すっきり見せたいはずなのに、結果として顔が暗く沈んで見えてしまうことがあります。

(例2)多色パウダーで均一にするほど、顔が「のっぺり」に
 くすみをカバーしたくて、多機能な多色パウダーを重ねると、肌の粗はきれいに整います。けれどその一方で、本来の血色感や立体感まで薄れてしまい、顔全体が平たい印象になることもあります。

(例3)時短メイクが「年相応か」になり、惰性の日々に
 厚塗りは老けて見えるからと、「これくらいでいいか」と少しずつメイクをそぎ落としていった結果、気づけばどこか物足りない仕上がりが当たり前になっていた。さらに、アイテムばかり増えてしまい、どれを使えばいいのかわからなくなっていた、という方も多いのではないでしょうか。

では、何を変えればいいのでしょうか。
 その答えを見つけるために、まずは『多幸感メイク』とは何かを見ていきましょう。

多幸感メイクってなに?
そのメリットを解説

「幸せそうな顔」には、じつは条件があります。

多幸感メイクとは、内側からにじむような健康感を顔に宿すメイクのこと。
・透明感
・ツヤ
・血色感
どれかひとつだけ強く出すのではなく、薄く自然に重ねていくことで、顔全体をいきいきと見せてくれます。

 

美容研究の分野でも、「幸せそうに見える顔」に必要な要素は次の3つです。

①頬の肌がなめらかに見えること、
②頬がリフトアップして見えること
③口角が上がって見えること

どれも「若く見えること」ではなく、「健康的で感じよく見えること」につながっています。

大人にこそ多幸感メイクが向いているのは、この健康感がそのまま魅力になるからです。若く見せようとするより、元気そう、いきいきして見える。そんな印象のほうが、顔全体を自然に明るく見せてくれます。

 

しかも大人の肌は、ツヤや血色をほんの少し足すだけでも変化が出やすいもの。あれこれ盛り込まなくてもいいので、工程が増えすぎず、毎朝のメイクも軽やかになります。

 

30代後半以降の肌は、「引き算のツヤ」がよく映えます。若いころのように多くのアイテムでメリハリをつくらなくても、肌にある自然なやわらかさとなじみを活かしながら、少しのツヤと血色で顔全体を明るく見せやすくなるからです。

 

これは、大人の肌だからこそ活かせる「地力」です。少ない工程で仕上がるのも、自分の顔をよく知っている大人ならではの強みといえるでしょう。

理由とメリットを知っていただいたところで、いよいよ実践です。
大人だからこそシンプルにできる、かんたん4STEPをご紹介します。

大人のための多幸感メイク
かんたん4STEP

「足す」から「にじませる」へ/多幸感の引き出し方

多幸感メイクのポイントは、何かを新しく足すことではなく、内側からにじみ出るように見せることです。この意識をひとつ持つだけで、同じアイテムを使っていても、仕上がりはぐっとやわらかく変わります。

STEP 1|ベースは薄膜で。陰影を作るより「透け感」を大切に

ファンデーションは厚く重ねず、肌がうっすら透けて見えるくらいの薄さで仕上げます。シェーディングは使わないか、使ってもごく控えめに。まず透け感のある土台をつくることで、その後に重ねるツヤや血色が自然になじみやすくなります。

STEP 2|チークは「笑顔の頂点より少し高め」に、ふんわりと丸く

チークを入れる位置は、笑ったときに頬が最も高くなるところより、少しだけ上を意識します。やさしく丸く広げることで、血色感とリフトアップ感の両方が生まれます。位置が低すぎると顔全体が下がって見えやすいので、大人メイクではとくに大切なポイントです。

STEP 3|ツヤは一点に集中。鏡を少し離して光の広がりを確かめます

ハイライトを広くのせると、ツヤではなくギラつきに見えてしまうことがあります。Cゾーンなど、光が自然に当たる部分にだけ絞って入れるのが正解です。鏡を少し離し、角度を変えながら見ると、入れすぎを防ぎやすくなります。

STEP 4|リップはシアーなカラーで。やわらかなツヤをさりげなく

リップはしっかり発色させるより、シアーなカラーでやわらかいツヤ感を添えるほうが、多幸感メイクにはよく合います。口元に自然な明るさが出ると、顔全体の印象までやさしく見えてきます。

 

※ 失敗を防ぐには、ピンクを効かせすぎないこと、ラメを広げすぎないこと、そして1工程ずつ薄く重ねることが大切です。

4つのSTEPは、どれも難しいものではありません。ひとつずつ試していくだけでも、顔の印象は少しずつ変わっていきます。次は、その仕上がりをもっと自然に、もっとラクに引き上げてくれるアイテムをご紹介します。

仕上がりを底上げする、大人肌への厳選アイテム

4STEPをもっとかんたんにしてくれる、頼れるアイテム

STEP 2でご紹介したチークは、使うアイテムによって仕上がりの自然さが大きく変わります。そこで取り入れたいのが、ワセリンを主成分としたクリームタイプのチークです。

ファンデーションやハイライトと混ぜて、色みとツヤを自在に整えられます

クリームチークのよさは、ほかのアイテムと組み合わせながら使いやすいところにあります。チークとしてそのまま使うのはもちろん、少量をファンデーションになじませれば、ほんのり血色感のある素肌風ベースに。ハイライトと合わせれば、ツヤとカラーを一度に仕込むこともできます。アイテムを増やしすぎたくない方にも向いています。

ワセリン主成分のなめらかなテクスチャーが、大人の肌にすっとなじみます

やわらかなクリームが肌の上でなめらかにのび、ふんわりとなじんでいくのも魅力です。乾燥が気になりやすい大人の肌でも、STEP 1でつくった透け感ベースをくずしにくく、しっとりとした使い心地が期待できます。

 

こうしたアイテムを上手に取り入れることも、無理なく続けるコツのひとつです。

お手軽なアイテムを味方にして、毎日のメイクを心地よく楽しんでいきましょう。

 

👉クリームチークはこちら

いつもご機嫌で楽しそうな顔が、いちばん魅力的

「今日も楽しそう」と思われる顔が、いちばん人の心に届きます

若く見せようと力を入れるよりも、健康的で、元気があふれ、毎日を楽しんでいる姿のほうが、その人の魅力をぐんと引き立てます。

多幸感メイクは、難しいものではありません。手順を知って、自分に合うアイテムをひとつ見つけるだけでも、顔の印象は少しずつ変わっていきます。

 

そして顔が変わると、不思議と気持ちまで明るく、晴れやかになることがあります。

単にメイクで見た目を整えるだけではなく、心まで軽くなり、毎日が少し楽しくなること。そんな変化も楽しめるのが、大人の美容なのかもしれません。

その積み重ねがもたらす自然な輝きを、これからの毎日にやさしく重ねていきたいですね。

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