一日中メイクしたての肌でいたい/冬の肌くすみの原因と対策 

なぜ朝は大丈夫なのに、夕方になると顔色が悪くなるの?

朝は調子がいいのに、夕方ふと感じる違和感-

朝、メイクを仕上げた直後は「今日は良い仕上がりかも」と思えたときでも、

夕方になると鏡を見て「あれ、なんだか疲れて見える」と感じたことはありませんか。

 

時間が経つにつれて、なんとなくどんよりとした印象になり、周りからも「疲れてる?無理しないでね」なんて声をかけられてしまう。「年齢のせいかな」「メイクの仕方が悪いのかな」と、つい後ろ向きな気分になってしまいます。

でも、これは決してひとつの理由だけで起きているわけではありません。

冬という季節が、肌にとって特別に厳しい環境をつくっていることが大きく関係しています。

なぜ冬になると、こんなにも顔色が冴えなく見えてしまうのか。

その理由を知ることで、肌くすみの悩みと上手につき合うヒントが見えてきます。

目次

Title

• なぜ冬になると、肌はくすみやすいの?

• 肌のくすみ「内側」と「外側」にある3つの原因

• 血流と透明感を整える、冬のちいさな3つの習慣

• くすみを“隠さない”メイクで、透明感が持続

• 冬の寒さの中でも、軽やかに、はつらつと

なぜ冬になると、肌はくすみやすいの?

冬のくすみは、誰にでも起こる“季節特有の現象”

冬といえば、冷え、乾燥、そして血流の低下。
 これらは体が寒さから身を守るための自然な反応です。つまり誰にでも起こる避けられない変化ともいえます。

日頃から丁寧に保湿などのスキンケアをしていたり、規則正しい生活を心がけている人でも、冬になると肌がくすんで見えやすくなります。
 頑張っているのに肌がパッとしないのは、冬ならではのメカニズムを知らずにいるからなのかもしれません。

肌のくすみ「内側」と「外側」にある3つの原因

原因① 冬の寒さによる血流低下

寒さを感じると、体は熱を逃がさないように血管を収縮させます。これにより血流が末端まで届きにくくなり、手足だけでなく顔の血色も失われていきます。

実は顔の表面というのは、生命維持の観点から見ると優先順位が低い部位。寒さが厳しい環境では、内臓や脳に血液を集中させるため、顔の血流が後回しにされやすいのです。

そのため、朝は大丈夫でも夕方になるほど血色が失われ、顔色が悪く見えてしまう。これが「夕方くすみ」の正体です。

原因② 加齢とともに起こる回復力の低下

年齢を重ねると、毛細血管そのものの数が減っていくことがわかっています。血流の戻りも遅くなり、一度冷えた血色がなかなか元に戻らなくなります。

20代の頃なら「一晩寝たら元に戻っていた」ものも、
30代、40代と年齢を重ねるごとに、その回復がゆっくりになります。

「元通りにはならないかも」というのもこれは自然な体の変化なのです。

原因③ 乾燥と角質による光の乱反射

冬は空気が乾燥し、肌のターンオーバーも滞りがちになります。すると古い角質が肌表面に残りやすくなり、肌のなめらかさが失われていきます。

肌表面が整っていないと、光がきれいに反射せず、グレーがかったり黄色っぽく見えたりします。これがいわゆる「くすみ」につながります。ツヤが消え、透明感が損なわれて見えるようになってしまうのです。

それではどのようにしたら肌くすみを減らし、整えられるのか、まず簡単にできることから試していきましょう。

血流と透明感を整える、冬のちいさな3つの習慣

①朝の白湯が、肌のめぐりを整える理由

朝起きたとき、体は水分不足の状態にあります。水分が足りないと血液の流れも滞りやすくなり、血色感が出にくくなります。

そこで試してほしいのが、起きてすぐの白湯。内臓を穏やかに温めることで、体の内側から血流を促し、血色感のベースづくりにつながります。特別な材料も時間も必要ない、シンプルな習慣です。

②生姜湯など、内側から温める飲み物を味方に

生姜に含まれる成分には、体を温める作用があると言われています。生姜湯や生姜紅茶、時にはお味噌汁やスープなど、日常に取り入れやすい形で試してみるのもおすすめです。

ただし、これらは冬の冷え対策としての補助的な役割。「完璧にやらなくては」と思う必要はなく、できる範囲で無理なく続けることが大切です。

③首・お腹・足首を温める

体の末端である指先や足先が冷えるということは、そのまま血流の低下につながります。でも、全身を厚着で覆うのは現実的ではありませんよね。

そこで意識したいのが「首・お腹・足首」という、太い血管が通るポイント。ここを温めるだけでも、体全体の血流が変わってきます。ストールやレッグウォーマー、腹巻きやおなかにカイロを貼るなど、小さなアイテムで対策できます。

生活習慣は、くすみを防ぐ土台になります。ただし、これだけで夕方まで完璧な肌を保てるかといえば、それは現実的ではありません。体の内側からのケアと同時に、外側からも工夫することが大切です。

つぎにメイクでの工夫についてみていきましょう。

くすみを“隠さない”メイクで、透明感が持続

厚塗りファンデが、くすみを悪化させる理由

くすみを隠そうとして、ファンデーションを重ねていませんか。実はこれが、逆効果になっていることがあります。

厚みが出るほど顔に影が増え、光が乱反射して透明感が失われていきます。つまり、乱れがちな肌表面の上に、さらに余分な層を重ねている状態です。これによってもともと肌にある血色まで遮ってしまうため、むらがでて余計にくすんで見えてしまうのです。

必要なのは「色」ではなく「光の反射」を整えること

くすみ対策に本当に必要なのは、色を足すことではなく、光の反射を考えて表面を整えることです。つまり立体感とツヤを意識し、薄く均一な仕上がりをめざすのが理想です。

くすみは"足す"より"整える"。この考え方が、冬の肌を明るく見せる鍵になります。

夕方まで明るさを保つ、ハイライトファンデという選択

そこで注目したいのが、光をコントロールして立体感を生み出す「ハイライトファンデ」という考え方です。

重ねずに立体感を出せるので、厚塗り感がありません。肌本来の血色を生かしながら、自然な明るさを引き出すことができます。時間が経ってもくすみにくく、むしろ冬の肌にこそ向いているアプローチだと言えます。
皮脂の浮きも気にならなくなるのもうれしいポイントです。

こうしたメイクの工夫が、内側からのケアと組み合わさることで、一日の透明感を底上げしてくれるようになります。

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冬の寒さの中でも、軽やかに、はつらつと

春はもうすぐ。今の肌を、前向きに楽しもう

冬はくすみやすくて当たり前。
それは、季節が作り出す自然な変化のひとつです。

 

できるケアを無理なく続けて、頼れるメイクを上手に組み合わせる。
そうすることで、冬の肌とも、もっと楽に、前向きにつき合えるようになります。

冬の終わりはすぐそこ。
顔色が少し明るいだけで、気分は驚くほど変わります。
鏡を見るたびに「今日もいい感じ」と思えることが、
日々を健やかに過ごすための、小さな支えになってくれるはずです。

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