女性ホルモンと肌の関係性|健やかな肌でいるためのポイント

「毎日丁寧にケアしているのに、肌が荒れるのはなぜ?」と感じたことはありませんか?その原因は女性ホルモンによるものかもしれません。女性ホルモンは、私たちの肌にツヤやハリを与えてくれる一方で、ニキビや炎症を起こすこともあります。そのため、女性ホルモンとの付き合い方の見直しが健やかな肌には欠かせません。
女性ホルモンについて改めて確認するとともに、ホルモンバランスを整えるポイントを押さえておきましょう。

目次

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• ホルモンバランスが崩れると肌荒れするのはなぜ?

• 日々の食事に追加!ホルモンバランスを整える食べ物

• ゆらぎ肌をサポート!肌荒れ時に取り入れたい美容成分

• 女性ホルモンと上手に付き合って肌を整えよう

なぜ冬になると、肌はくすみやすいの?

冬のくすみは、誰にでも起こる“季節特有の現象”

冬といえば、冷え、乾燥、そして血流の低下。
 これらは体が寒さから身を守るための自然な反応です。つまり誰にでも起こる避けられない変化ともいえます。

日頃から丁寧に保湿などのスキンケアをしていたり、規則正しい生活を心がけている人でも、冬になると肌がくすんで見えやすくなります。
 頑張っているのに肌がパッとしないのは、冬ならではのメカニズムを知らずにいるからなのかもしれません。

ホルモンバランスが崩れると肌荒れするのはなぜ?

女性ホルモンの種類と働き

「生理前になると肌が荒れやすくなる」という人は多いのではないでしょうか。これにはホルモンバランスが関係しています。女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つのホルモンがあります。これらのホルモンは分泌される時期や働きが違います。
エストロゲンは、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を促すと言われており、プロゲステロンは皮脂分泌を促す働きがあると言われています。生理前にニキビができやすくなったり、食欲が増したりするのはプロゲステロンの働きによるものです。生理中にはどちらの女性ホルモンも分泌量が減少するため、肌荒れが生じやすくなります。

その他トラブルも生じやすくなる

ホルモンバランスが乱れると肌だけでなく、それ以外にもトラブルが生じやすくなります。頭痛や不眠などの身体への影響だけでなく、気分が落ち込みやすくなったり、イライラしやすくなったりと、心の状態もどんよりとしやすくなります。PMS(月経前症候群)の時期に「普段なら言わないことを言ってしまった」と落ち込む女性の話を耳にしますが、必要以上に自分を責める必要はありません。その状態がストレスとなり、さらにホルモンバランスが乱れる原因となります。

時期に合わせた守りと攻めのスキンケア

ホルモンバランスが乱れると肌荒れが起こるのなら、ホルモンバランスを整えるとともに、そのサイクルに合わせたお手入れを取り入れるのが効果的です。生理後から排卵まで、排卵後から生理前まで、生理中と大きくわけて3つの時期があります。新しい化粧品を使うなら、生理後から排卵までの期間が最適です。ピーリングのような攻めのスキンケアを行うのもよいでしょう。またこの時期はダイエットを行うのもおすすめです。一方で、排卵後から生理前までの時期はニキビやシミができやすくなるので、シンプルなケアで守りに徹していきましょう。

日々の食事に追加!ホルモンバランスを整える食べ物

大豆製品

豆腐や納豆、豆乳など大豆製品には、エストロゲンに似た働きをすると言われている大豆イソフラボンが多く含まれています。比較的日常の食事で取り入れやすいため、献立に1つ追加するようにしてみてください。とくに、30代後半からはエストロゲンが減少していくため、意識して摂っていくのがおすすめです。

ベリー類

ブルーベリーやラズベリーなどのベリー類にはポリフェノールが豊富なので、肌の老化を防ぐ効果が期待できます。さらに、ポリフェノールの中には、フィトエストロゲンというエストロゲンの働きをサポートする成分があります。ベリー類は生のものだけでなく冷凍の取り扱いもあるため、比較的手に取りやすい食品です。そのままでも食べやすく、ミキサーで細かくし豆乳と合わせてスムージーにして飲むのも美味しいですよ。

まぐろ・かつお、ニンニク、牛レバー

ビタミンB群は皮膚と関係が深い栄養素です。中でもビタミンB6はエストロゲンの代謝にかかわっており、ホルモンバランスを整える働きがあると言われています。さらに、皮脂の過剰分泌を防ぐので、肌トラブル防止には役立つビタミンです。まぐろやかつお、牛レバー、ニンニクに多く含まれます。

かぼちゃ、ナッツ類

かぼちゃやナッツ類に多く含まれるビタミンE。強い抗酸化作用があり、血行促進やバリア機能のサポートにも役立つ栄養素です。その働きから「若返りのビタミン」と呼ばれます。脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂取すると吸収率が高まります。
かぼちゃをレンジで加熱して、ナッツを混ぜ、上からオリーブオイルをかけるだけの簡単サラダ。味付けは塩やこしょう、マヨネーズなどを使ってお好みに合わせてください。手軽にビタミンEが摂れるのでおすすめです。

ゆらぎ肌をサポート!肌荒れ時に取り入れたい美容成分

高保湿・バリア機能のサポートに

・セラミド
保湿力が高く、バリア機能の働きをサポートします。肌がゆらいで、乾燥やかさつきが気になる人におすすめの成分です。セラミドは加齢とともに減少することが報告されているため、肌荒れ時期だけでなく、普段から取り入れ、うるおいのある肌を目指しましょう。

 

・ヒアルロン酸類
肌荒れ時は乾燥しやすい状態なので、水分保持力が高いヒアルロン酸は積極的に取り入れたい成分です。一般的にヒアルロン酸といえば、ヒアルロン酸Naを指すことが多いですが、肌表面のうるおいをキープするのに適しています。浸透がよいものが好みであれば、加水分解ヒアルロン酸が配合されているものを選ぶとよいでしょう。かさつきの気になる肌をキメの整ったなめらかな肌へと導きます。

 

・ナイアシンアミド
肌荒れの有効成分として使われるナイアシンアミド。美白有効成分、さらにはシワを改善する効能効果も認められている成分です。セラミドの合成を促進してバリア機能を整える働きがあるので、肌荒れやくすみが気になる大人の肌に最適です。

鎮静・炎症ケアに

・ツボクサエキス
通称CICA(シカ)成分として有名なツボクサエキス。肌の鎮静をサポートしてくれるため、赤みが気になる人や敏感な時期にぴったり。韓国コスメから人気となり、今は日本でも親しまれている成分です。炎症を抑えてトラブルの悪化を防ぐ効果が期待できます。

 

・グリチルリチン酸ジカリウム
抗炎症作用を持つ有効成分であるグリチルリチン酸ジカリウム。肌内部の炎症を抑える働きがあり、かゆみを軽減する作用やアレルギーを抑える作用も確認されています。肌荒れ防止の有効成分として使われることが多く、化粧品のポップやパッケージでもよく見かけるため、手に取りやすいでしょう。

肌荒れ時のケアのポイント

肌荒れをしているとスキンケアの時間も億劫になりがち。この時期はできる限りの刺激は避け、やさしく包みこむようにケアすることを意識しましょう。肌がゆらいでいる時期はいつも以上に敏感な状態です。新しいものを使うよりも、慣れているアイテムの方がよいケースもあります。ご紹介した成分は、自分の肌の様子を見ながら取り入れてください。

女性ホルモンと上手に付き合って肌を整えよう

女性ホルモンと肌の関係性を紐解いてきました。肌の調子がいまいちだと気持ちも沈みがちですが、そんな日もありますよ。気持ちが沈んだら、「これはホルモンバランスの影響かも」と考えてみると、肩の力が抜けませんか?肌荒れしたからと必要以上に焦る必要はありません。自身のホルモンバランスと向き合い、食事や生活習慣を整え、日々リラックスして過ごしていきましょう。

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