【くすみ・乾燥・むくみ】冬の悩みをカバーする厳選メイクテクニック
冬は冷えなどの影響で、体や肌のコンディションが悪くなりやすいもの。さらには「メイクをしても顔色が悪い」「ファンデーションを塗ると粉をふく」「顔がむくんで化粧が映えない」など、メイクにおける悩みも増えがちになりますよね。そこで今回は、冬の肌悩みや見た目悩みを解消するメイクテクニックをまとめてご紹介します。
目次
- 冬に多い肌悩み・メイク悩みとは?
- 顔色がくすむ→「透明感アップメイク」
- 顔色が悪い→「血色感増しメイク」
- 乾燥で顔が粉を吹く→「しっとりベースメイクテクニック」
- 二重あご・正月太り→「小顔メイク(シェードテクニック)」
- 冬の悩みはメイクでカバーしよう!
冬になると増える「顔色が悪い」「肌が粉を吹く」といった悩みは、冷えや乾燥が主な原因です。気温が低下して体が冷えると血液のめぐりが悪くなり、顔色の悪さにつながります。そして湿度が低下すると肌の水分量も低下し、カサつきや粉吹きを招いてしまいます。このような肌悩みは女性のほとんどの方が抱えているといわれています。
そして肌悩みに次いで多いのが、むくみや脂肪太り。冬は血行不良の影響で脂肪などの老廃物が蓄積しやすく、「顔が大きく見える」「二重あごが気になる」と悩む方が多いのです。年末年始は何かとイベントが多く、カロリーや塩分をとりすぎる傾向にあることも悩みを生み出す原因になっています。
血行不良による顔のくすみには、ラベンダーのコントロールカラーがおすすめです。特に黄色や茶色っぽいくすみに効果的で、顔色を自然に補正しながらワントーン明るい肌に見せてくれますよ。
肌にツヤがあると自然と光が集まり、くすみが目立たなくなります。コントロールカラーで肌色を補正したあとは、みずみずしいテクスチャのリキッドファンデーション、またはツヤ感を出すクリームファンデーションなどを重ねましょう。
血色が悪くて顔色が青っぽく見えるときには、ピンクのコントロールカラーが効果的です。ピンクは血液の透けた健康的な皮膚の色に近いため、生き生きとした顔に見せることができます。 また、顔全体だけでなく首まで塗り広げる方法もおすすめです。下からライトアップされたような、若々しい印象に仕上がります。
乾燥が気になるときは、メイク前の保湿も入念におこなうことが大切です。朝の洗顔を終えたら、保湿効果の高い基礎化粧品でうるおいを与えましょう。化粧水による水分だけでなく、乳液やクリームなどの油分も重ねておくことがポイントです。 なお、その後のメイク開始時間は、化粧品がなじんだ5~10分後がおすすめ。時間が経って肌がカサついてしまった場合は、ふたたび保湿をしてからメイクをしてくださいね。
乾燥肌のベースメイクには、しっとりと仕上がる高保湿タイプのファンデーションを使いましょう。オイルやワセリンなどの油分がバランスよく配合されたリキッドまたはクリームファンデーションがおすすめです。 ただし、いくら高保湿タイプでも厚く塗るとヨレやすくなります。特に皮膚が薄くて動きやすい目元や口元は、スポンジを使って薄く丁寧に広げてくださいね。
顔のむくみや脂肪太りが気になるときは、シェードを使った小顔メイクを取り入れましょう。シェードのカラーは、肌より2~3トーンほど暗いブラウンが効果的です。また、パールの入っていないマットなものを選ぶことがポイント。顔に自然な立体感を生み出し、キュッと引き締めて見せてくれます。 以下では二重あごと頬の丸みにアプローチするシェードテクニックをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
- クリームもしくはパウダータイプのシェードをブラシにとる
- 斜め上を向き、あご下の中央から耳の下までフェイスラインに沿ってブラシを滑らせる
- スポンジやブラシでフェイスラインの下側に向かってぼかす
- クリームもしくはパウダータイプのシェードをブラシにとる
- エラの下からこめかみに向かって縦にブラシを滑らせる
- 再びブラシにシェードをとり、耳の前から頬骨の下に向かってブラシを滑らせる
- スポンジやブラシでそれぞれのラインを広げるようにぼかす
今回は、冬ならではのお悩み解消メイク術をご紹介しました。メイクは肌を美しく見せるだけのものではありません。工夫すれば顔色を補正したり、顔の形をコントロールして見せたりすることもできるのです。「冬だから悩みが多いのは仕方ない」と諦めすに、ご紹介したようなメイクテクニックを楽しみながら取り入れてみてくださいね。