胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)とは、鎖骨から耳の後ろにかけて伸びている筋肉のこと。頭の位置を安定させ、顔の向きを変える働きを担っています。
実は、この胸鎖乳突筋が凝り固まっていると首や顔周りの血行が悪くなって老廃物が溜まり、むくみやたるみが発生しやすくなるといわれています。
まずは凝り固まった胸鎖乳突筋をストレッチでゆっくりと伸ばし、柔軟になったら鍛えるトレーニングを取り入れましょう。
【胸鎖乳突筋のストレッチ方法】
① 正面を向いて背筋を伸ばす
② 左側の鎖骨に両手の指を置く
③ 首を右に傾けてから顔を上にゆっくりと向ける
④ 左側の胸鎖乳突筋が伸びているのを意識しながら、10秒キープする
⑤ 顔をゆっくりと元に戻し、逆側も同様におこなう
⑥ 左右交互に2~3セットくり返す
【胸鎖乳突筋のトレーニング方法】
① 正面を向いて背筋を伸ばす
② 胸を開き、背中の後ろで手を組む
③ ゆっくりと顔を右に向ける
④ 左側の鎖骨をやや前に突き出しながら、10秒キープする
※顔は真横に向けて、上下にブレないようにしましょう。
⑤ 顔をゆっくりと元に戻し、逆側も同様におこなう
⑥ 左右交互に3~5セットくり返す
※トレーニング後も上述したストレッチで胸鎖乳突筋を伸ばしておくと凝り予防になります。