大人におすすめの「涙袋メイク」は? 使えるアイテム&失敗しないコツ

若い女性の間で、すっかり定番化した涙袋メイク。可愛らしい目元になるため、「取り入れてみたい」と考える大人の女性も多いのではないでしょうか。しかし、ハイライトや影の入れ方を間違えると、かえって老けて見えてしまうことも。どのような涙袋メイクがNGなのか、大人の目元に適した方法と一緒にチェックしてみましょう。


目次


 


涙袋メイクのメリット・効果とは?

 

 

目が大きく見える
一重の方が二重にすると、目が大きくなったように見えますよね。それは二重のラインができると目の存在感が高まるため。実は涙袋メイクにも、そんな二重と同じような効果が期待できます。涙袋をふっくらさせて影をつくると下まぶたも目の一部と認識され、目が自然と大きく見えるのです。

 

面長解消効果がある
人の顔は縦に短いほど幼い印象になり、反対に縦に長いほど大人っぽい印象を与えます。そのため、面長だと老けて見られることがあり、「面長がコンプレックス」と感じる方も多いようです。 そんなコンプレックス解消にも、涙袋メイクがおすすめです。涙袋を作ると目の下からあごまでの距離が短く見えて、幼さや可愛らしさを演出できます。

 

目元のくすみが目立たなくなる
涙袋メイクによって下まぶたを明るくすると、くすみが自然とカバーできて若々しい印象になります。黒目に光が集まりキラキラとして見えるので、写真写りを良くしたい方にもおすすめです。

 


こんな涙袋はNG! 大人がやってはいけないメイク例

 

ハイライトが明るすぎる・白すぎる
下まぶたには涙袋をワントーン明るく見せるためにハイライトをのせますが、色が明るすぎたり白すぎたりすると、その名の通り白浮きしてしまいます。特に大人の目元は、若いときに比べて目元のトーンが暗くなっています。過度に明るくすると不自然な印象を与えるので注意しましょう。

 

影(シャドウ)が暗すぎる・太すぎる
涙袋のふっくら感を強調するためには、ハイライトの下に入れる影(シャドウ)も欠かせません。しかし、その影の色が暗すぎたり、入れる範囲が太すぎたりするとクマのように見え、かえって不健康な印象を与えてしまいます。

 

ファンデーションの塗りすぎ
もうひとつ注意したいのが、涙袋メイク前におこなう目元のベースメイク。ファンデーションを目のギリギリにまで厚めに塗ると、その上に重ねる涙袋メイクが寄れやすくなってしまいます。目の周りは表情とともに皮膚がよく動きますから、寄れにくいメイクに仕上げることも大切です。

 


大人におすすめな涙袋の作り方&失敗しないコツ

 

まずは目元のベースメイクを丁寧に
目元はメイクが寄れやすいので、化粧下地もファンデーションもごく薄く、スポンジでやさしく叩き込んでおきましょう。クマが気になるときは、カバー力と密着力の高いコンシーラーを使うと◎。ベースメイクを薄く丁寧に作り込んでおけば、涙袋メイクの持ちや仕上がりも良くなります。

 

アイテムは手持ちのものでOK、迷ったときは涙袋専用コスメを

涙袋メイクに必要なハイライトと影(シャドウ)には、それぞれ以下のようなアイテムや色がおすすめです。普段からメイクをしているなら新たに用意する必要はなく、手持ちのものでOKです。「手持ちに最適なアイテムがない」「何を使ったらいいか分からない」という場合は、涙袋専用のコスメを手に入れてみてはいかがでしょうか。

【涙袋のハイライトにおすすめのアイテム】

  • ブラウン系のアイシャドウパレットに入っている明るめの色
  • クリームハイライト
  • コンシーラー
  • 涙袋専用のアイペンシル

 

【涙袋のハイライトにおすすめの色】

  • アイボリー
  • ライトベージュ
  • ライトピンク など

 

【涙袋の影におすすめのアイテム】

  • ブラウン系のアイシャドウパレットに入っている暗めの色(パール・ラメなし)
  • クリームシャドウ
  • アイブロウペンシル
  • アイブロウパウダー
  • 涙袋専用のアイライナー

 

【涙袋の影におすすめの色】

  • ライトブラウン
  • ダークオレンジ
  • ダスティピンク など
    ※近年ではオレンジ系やピンク系など、血色感のあるカラーを用いた涙袋メイクも流行しています。慣れてきたら挑戦してみましょう。

 

ハイライトは「下まぶた全体」にひと塗り
ハイライトは、下まぶた全体にのせると涙袋がふっくらした印象になります。細めのチップにとり、目頭から目尻に向かってスーッとなじませましょう。何度も重ねると白浮きする恐れがあるので、ひと塗り程度でOKです。どうしても物足りなさを感じる場合は、中央のみ重ね塗りすると立体的な明るさを演出できます。

 

影は「笑うとくぼむ部分」にぼかす

涙袋メイクの影が濃すぎるとクマのように見えてしまいますから、ごく薄く入れることがポイントです。影をつくる位置は、にこっと笑ったときに目の下のくぼむ部分。細めの平筆ブラシを横にして、くぼみに沿って影を入れましょう。下まぶた全体に入れると不自然に見えるので、目頭や目尻は控えめにして、中央にふんわりと入れます。

【涙袋メイクの手順】

以上を踏まえて涙袋メイクの手順を見ていきましょう。ここでは一例として、ベージュ~ブラウン系のアイシャドウパレットを使った方法をご紹介します。

  1. 化粧下地とファンデーションをごく薄く塗り、ベースメイクを完成させる
  2. クマが気になる場所はコンシーラーでカバーする
  3. ライトベージュのアイシャドウを細めのチップにとり、下まぶた全体にのせる
  4. ライトブラウンのアイシャドウを平筆にとり、①の下(笑うとくぼむ場所)に影をつくる
    ※影が濃くなってしまった場合は、指や綿棒でぼかしましょう。
  5.  

    涙袋の中央にラメやグリッターをのせても◎

    涙袋の中央にラメやグリッターをのせると、よりトレンド感のある目元になります。中央のみにちょこんとのせる程度であれば、大人の方も挑戦しやすいはずですよ。

    涙袋

     


    ナチュラルな涙袋メイクで洗練された目元に

     

    今回は、大人でも挑戦しやすい涙袋メイクの方法をご紹介しました。一見繊細に見えますが、コツさえつかめば涙袋メイクはすぐにマスターできます。ポイントは影をごく薄くのせて、ナチュラルに仕上げること。涙袋メイクをしているか分からない程度から始めると、コツをつかみやすいですよ。目元に洗練された可愛さをプラスしたい方、トレンドメイクを取り入れたい方は、ぜひ試してみてくださいね。