フェイスラインの”もたつき”をスッキリ! 小顔に導くケア&メイク術

具だくさんで美味しい鍋は、実は美容にも嬉しいメリットがあるってご存じでしたか? 今回は、鍋に秘められた美容効果を、綺麗になりたい方におすすめの種類や食べ方とあわせてご紹介します。「美肌になるためにはどんな鍋がいいの?」「太らない鍋の食べ方を知りたい!」という方も参考にしてみてくださいね。

目次

Title

・鍋が美容にもたらすメリットとは?

・美肌&老化予防に! 美容におすすめな鍋の種類8選

・鍋の美容効果を下げないための注意点・食べ方

・冬は美容鍋でぷるぷるの美肌をキープしよう

鍋が美容にもたらすメリットとは?

美肌をもたらす栄養素がしっかり摂れる

鍋の材料には、野菜、肉、魚などをたっぷり使いますよね。これらには、肌や髪などの健康に欠かせないビタミン、ミネラル、タンパク質などが豊富に含まれています。普段不足しがちな栄養素をしっかり補えるため、高い美容効果が期待できるのです。

体が温まって血行が良くなる

冬は体が冷える影響で血行不良によるクマ、くすみ、肌荒れ、むくみなどが発生しがちです。しかし、鍋を食べることで体が温まると血行が良くなり、これらのトラブルを防ぎやすくなります。

満腹感を得やすいのでダイエットにも◎

鍋の具材には、腹持ちのいいタンパク質や食物繊維が豊富に含まれています。そのため満腹感を得やすく、食べ過ぎを予防できます。温かな鍋を食べることで代謝もアップするので、ダイエットに嬉しい効果をもたらしてくれますよ。

美肌&老化予防に! 美容におすすめな鍋の種類8選

トマト鍋

トマトには、ビタミンEの100倍以上もの高い抗酸化作用を持つリコピンが豊富に含まれています。紫外線やストレスなどによって増加した活性酸素を無害化してくれるので、日焼け、シミ、シワを防ぎたい方に最適です。

しかもリコピンはトマトを生で食べるより、液体化して油と一緒に食べたほうが吸収が良くなるといわれています。トマト鍋はトマト缶などを使ううえに具材の油が含まれているので、より吸収しやすいでしょう。トマトと相性のいいチーズを入れても◎。酸味が抑えられ、より美味しく食べられます。

豆乳鍋

豆乳には、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンが含まれています。肌の調子を整えるエストロゲンの働きを補ってくれるので、若々しい肌を保ちたい方におすすめです。

豆乳の匂いが気になる場合は、白すりごまやごま油、しょうがなどを入れると気にならなくなります。煮立てると分離する恐れがあるので、具材とだしを先に火にかけ、火が通ったら豆乳を加えて弱火で温めるといいでしょう。

もつ鍋

もつには、肌の弾力に欠かせないコラーゲンが豊富に含まれています。さらにコラーゲンの働きを助ける亜鉛やビタミンB群も含まれていますから、ぷるぷるの美肌を手に入れたい方に効果的です。

また、もつ鍋にはビタミンCが豊富なニラやキャベツを入れますが、これもコラーゲンの吸収を助けることにつながります。ぜひ野菜をたっぷり入れて食べてくださいね。

キムチ鍋

キムチには、腸内環境を整える乳酸菌や、美肌効果の高いビタミン類が含まれています。また、キムチに使われている唐辛子は代謝を高めて脂肪燃焼を助ける働きを持っているため、冷えが気になる方やダイエット中の方にもおすすめです。

ただし、手軽に使える鍋つゆは塩分が多く、キムチ由来の栄養素もあまり含まれていません。より高い美容効果を求めるなら、発酵熟成されたキムチを使って手作りしたほうがいいでしょう。

味噌鍋

味噌鍋の味付けに使う味噌にはメラニンの合成を抑える働きがあるため、シミが気になる方におすすめです。また、大豆イソフラボン、大豆サポニン、ビタミンEなど抗酸化力を持つ栄養素も豊富ですから、エイジングケアにもつながりますよ。

味噌は、どんな具材とも相性がよく、アレンジしやすいことも嬉しいポイント。ビタミンCが豊富な白菜やキャベツなどを加えると、よりシミ対策に効果的です。

石狩鍋

石狩鍋は、鮭をメインにした鍋です。鮭に含まれるアスタキサンチンは老化の原因になる過酸化脂質の発生を抑えてシワやシミを防いでくれますから、透明感のある美肌を保ちたい方に最適です。味付けに使う味噌にもメラニンの合成を抑える働きがあるため、一石二鳥といえますね。

なお、アスタキサンチンは油と一緒に食べると吸収が良くなるので、仕上げにバターを加えると◎。香り高くなり、コクもアップします。

みぞれ鍋

みぞれ鍋には、ビタミンCが豊富な大根おろしを使うため、美肌効果が期待できます。また、ジアスターゼやプロテアーゼという消化酵素が消化を助けてくれるので、栄養の吸収も良くなりますよ。

ただし、大根おろしは時間が経過したり、加熱しすぎたりすると、消化酵素の効果が失われてしまいます。大根は食べる直前にすりおろし、鍋が煮立った最後に加えましょう。

しゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶは、肉をお湯にくぐらせることで脂質を適度に落とせるので、ダイエット中の方におすすめです。野菜やきのこ類を加えると、よりヘルシーで栄養価も高くなります。

ただし、脂質の多いつけだれを使うと摂取カロリーが上がる恐れも。カロリーが気になるなら、ごまだれよりポン酢やおろし醤油など、あっさり系のつけだれを使用しましょう。

鍋の美容効果を下げないための注意点・食べ方

塩分の摂りすぎに注意を

鍋の味付けが濃すぎると、塩分の摂りすぎになる恐れがあります。塩分の過剰摂取は、たるみの原因にもなるむくみを招く恐れがありますから、できるだけ薄味を心がけたいもの。昆布や鰹節でだしを取ったスープを使ったり、酢や柑橘類の酸味を利用したりすると塩分が抑えられるので、ぜひ工夫してみてくださいね。また、残ったスープには塩分が多く含まれているので、飲み干さないようにしましょう。

ダイエット中なら〆の麺類や雑炊は控えて

野菜たっぷりでヘルシーな鍋ですが、〆に麺類や雑炊などを食べてしまうと、カロリーや糖質の摂りすぎになってしまいます。ダイエット中なら〆の炭水化物は控えたほうがいいでしょう。どうしても食べたい場合は、しらたきで代用すると摂取カロリーや糖質量を抑えられますよ。

冬は美容鍋でぷるぷるの美肌をキープしよう

今回は、美容に嬉しい鍋の種類や食べ方などをご紹介しました。鍋は比較的簡単に作れる料理なうえに、味のバリエーションも豊か。冷え切った体を美味しい鍋で温めながら、冬でも血色の良い美肌を保っていきたいですね。

関連記事

顔のたるみ対策には頭皮ケアが必須! 今すぐ始めたいリフトアップ術

顔のたるみ対策には頭皮ケアが効果的だってご存じでしたか? 実は頭皮のお手入れは、髪の健康だけでなく顔の見た目や若々しさにも直結しています。今回は、意外と知られていない頭皮と顔のたるみの関係を、具体的な頭皮ケア方法とあわせてチェックしましょう。

頭皮と顔のたるみの関係とは?

頭皮がたるめば顔もたるむ!

頭皮は髪に覆われていますが、土台の皮膚は顔と隣り合わせでつながっていますよね。つまり、頭皮がたるめば、その下にある顔の皮膚もたるんでしまうのです。

そもそも頭皮は、頭部の皮膚の3分の2を占めています。顔の皮膚より広範囲ですから、頭皮がたるめば顔の見た目に悪影響を及ぼすのは明らかといえるでしょう。

頭皮のたるみの原因は?

では、頭皮がたるむ原因とは何なのでしょうか。答えは、顔のたるみの原因とほぼ同じです。もともと皮膚は加齢とともにたるむものですが、乾燥、血行不良、紫外線、生活習慣の乱れなどによってダメージや老廃物が蓄積すると、たるみが悪化してしまいます。

「たるみ対策のためにフェイスケアを万全にしている」という方は多いもの。しかし、よりしっかり対策したいなら、頭皮ケアも取り入れることが大切です。

顔のリフトアップにつながる頭皮マッサージ術

頭皮をほぐせば顔のリフトアップに!

顔のたるみ対策につながる頭皮ケアはさまざまですが、中でも積極的に取り入れたいのが頭皮マッサージです。頭皮をほぐすと皮膚のすぐ下にある血管やリンパの流れが良くなり、老廃物が排出されやすくなります。その結果、顔のむくみが予防できるうえに、皮膚に栄養や酸素が届きやすくなってハリのある肌を保ちやすくなりますよ。

顔のリフトアップに効果的な頭皮マッサージ方法

【STEP1】指の腹で頭皮全体を揉みほぐす

指の腹を頭皮に当てて、指先で小さい「の」を描くように頭皮をほぐします。髪の生え際、こめかみ、耳の周り、頭頂部、後頭部、うなじ辺りまで、まんべんなくほぐすことがポイントです。皮膚をこするのではなく、頭皮を動かすようなイメージでおこなってくださいね。爪が長くて指先が使えない場合は手を軽くにぎり、指の第二関節でほぐしましょう。


【STEP2】頭皮全体の老廃物をやさしく押し流す

おでこやこめかみの髪の生え際に指の腹を当てて、生え際→頭頂部→後頭部→うなじに向かって指先を動かします。頭皮の下に溜まった老廃物を、やさしく押し流すようなイメージでおこないましょう。両手で頭皮全体を3~5回ほど押し流すと効果的です。


【STEP3】鎖骨に向かって老廃物を流す

頭皮に溜まった老廃物を流したら、今度はうなじから鎖骨に向かって手のひらをすべらせます。鎖骨周りにはリンパ管が集まっており、ここへ老廃物を流すと頭部全体のむくみが解消されやすくなりますよ。あごや耳の下にも老廃物が溜まりやすいので、同じように手を当てて鎖骨に向かって流しましょう。

簡単に続けられる頭皮のエイジングケア方法

髪のブラッシングで頭皮の血行を促す

上記では手でおこなう頭皮マッサージをご紹介しましたが、ブラッシングも実は顔のリフトアップケアにつながります。髪をブラシでとかすと頭皮もおのずと刺激され、血行促進効果が得られるのです。

また、マッサージよりも短時間でおこなえますし、髪のまとまりも良くなります。ヘアセット時だけでなく、起床後やシャンプー前、就寝前などの習慣にしましょう。


【リフトアップにも効果的なブラッシング方法】

① まずは髪の毛先をブラシでとかし、絡まりを取り除く

※髪が長い場合は、毛先→中間→根元の順にとかしましょう。


② 髪全体の絡まりが取れたら、ブラシを髪の生え際に当てる


③ 生え際→頭頂部→後頭部→うなじに向かってブラシをすべらせる

※頭皮マッサージをするときと同じように、老廃物を流すイメージでおこないましょう。


ピン先が硬く尖ったブラシだと頭皮を傷つけてしまうので、ピン先が丸いもの、もしくは柔らかいブラシがおすすめです。

シャンプーの泡で頭皮を洗う

シャンプーをするとき、頭皮をきちんと洗えていますか? 髪だけを洗っていては頭皮に汚れや古い皮脂が蓄積して、老化の一因になってしまいます。

だからといって、シャンプー液をそのまま頭皮に乗せて洗うのはNG。泡立てるときに強い摩擦が発生し、頭皮や髪に刺激を与える恐れがあります。

まずはシャンプー液を手に取り、しっかり泡立ててから頭皮に乗せて洗いましょう。指先でマッサージしながら、泡を頭皮全体に行き渡らせることがポイントです。

頭皮用ローションで保湿をする

頭皮が乾燥すると柔軟性が失われ、ハリが低下しやすくなります。フケやかゆみなどの原因にもなってしまいますから、少しでも乾燥を感じるなら頭皮用のローションで保湿しましょう。マッサージ前に塗布すると指のすべりも良くなりますし、頭皮全体にまんべんなく保湿成分が行き渡るので効果的ですよ。

頭皮にも万全な紫外線対策を

頭皮ケアにおいて意外と忘れがちなのが、紫外線対策です。頭皮も紫外線を浴びると他の皮膚と同じように、たるみやシミが発生してしまいます。頭部は体の中でもっとも紫外線を浴びやすいパーツですから、日頃から対策しましょう。

具体的な方法としては、UVカット素材の帽子をかぶる、日傘を差す、頭皮にも使えるUVカットスプレーを塗布するなど。うっかり日焼けしてしまったときは保冷剤などで冷やしてから、やさしく保湿してくださいね。

顔のリフトアップには頭皮ケアが必要不可欠!

今回は、頭皮ケアの重要性や実践方法をご紹介しました。顔のたるみが悪化すると見た目年齢が上がり、老けて見られてしまうもの。そんな厄介なたるみを防ぐために、顔と密接につながっている頭皮のケアも始めてみてくださいね。