朝のむくみ顔が驚くほどスッキリ! 今すぐ始められる対策ケア&メイク

朝、鏡を見て顔がむくんでいると、それだけで「出かけたくない、誰にも見られたくない……」と憂鬱になってしまいますよね。ですが、正しく対処すれば、むくみを軽減してスッキリした顔で出かけることも可能です。今回はメイク前におすすめのむくみ解消ケアや、スッキリ顔に導くメイクテクニック、普段から続けられるむくみ対策法について見ていきましょう。

 


目次


 


メイク前におすすめ! 顔のむくみ解消ケア3選

むくみ
温冷タオル

 

顔に温かいタオルと冷たいタオルを交互に当てると、血液の流れが活発になり、むくみの原因となる老廃物が排出されやすくなります。タオルを用意する時間がない場合は、顔を洗うときにぬるま湯と冷たい水を交互に当てるだけでも効果的ですよ。

  1. 温かいタオルと冷たいタオルを用意する
    ※温かいタオルは濡らしたタオルを電子レンジで30秒~1分ほど加熱して作りましょう。顔に当てて気持ちいいと思える程度の温かさにしてくださいね。
  2. 温かいタオルを1分ほど(冷めるまで)顔や首に当てる
    ※温かいタオルが冷めたらレンジで再加熱しておきます。
  3. 冷たいタオルを1分ほど顔や首に当てる
    ※冷やしすぎないように要注意。気温が低い時期はやや短めでもOKです。
  4. ②と③を交互に2~3セットくりかえす
マッサージ

マッサージによって適度な圧を加えると血液とリンパの流れが促進され、むくみの軽減につながります。おすすめのタイミングは、温冷タオルを使用したあと。肌を刺激しないようにクリームを塗りながら、やさしくなでるようにおこないましょう。今回は、額→目周り→頬→口周り→フェイスラインと、パーツ別にむくみを取っていくマッサージをご紹介します。

  1. 手のひらにクリームを多めにとり、顔全体になじませる
    ※オイルや乳液など、いつも使っている保湿剤でOKです。乾いたらその都度足しましょう。
  2. 額の中央に親指以外の指を置き、こめかみに向かってすべらせる
  3. 眉頭の下に薬指の腹を置き、上まぶた→こめかみに向かって動かす
  4. 目頭の下に薬指の腹を置き、下まぶた→こめかみに向かって動かす
    ※目の周りの皮膚はデリケートなので、力の入りにくい薬指を使いましょう。
  5. 左右の小鼻の横に中指の腹を置き、頬骨の下→耳の前に向かってすべらせる
  6. 上唇中央のすぐ上に中指の腹を置き、口角の横→下唇中央の下に向かって動かす
  7. 顎を人差し指と親指で挟むようにつかみ、フェイスライン→耳の下に向かってスライドする
  8. 最後に、こめかみに親指以外の指を置き、耳の前→耳の下→鎖骨に向かってなで下ろす
ストレッチ

顔や首の筋肉が凝り固まると、老廃物が蓄積してむくみやすくなります。メイク前にストレッチをして筋肉をほぐし、よりスッキリした顔を目指しましょう。顔がポカポカしてきたら、血行がよくなった証拠です。肌の血色が良くなり、クマやくすみの改善にもつながります。

  1. 「あ・い・う・え・お」と、顔の筋肉を意識しながら口を大きく動かす
  2. 唇を上向きに尖らせ、顔のパーツを中央に寄せるように目をギュッと閉じる
  3. そのまま5秒キープする
  4. 鼻の下を伸ばしながら口を開け、顔のパーツを外側に広げるイメージで目をパッと見開く
  5. そのまま5秒キープする
  6. 左の鎖骨の下に両手を置きながら、顔を右斜め上に向けて、首の左側をぐーっと伸ばす
  7. 反対側も同様に伸ばす

 


顔のむくみを目立たなくするメイク&ヘアアレンジ

シェーディングで小顔に見せる

シェーディングによって顔に影を作れば、むくみによる膨らみが緩和されてシャープな印象になります。顔全体を引き締めて見せたいときは、鼻筋とフェイスラインに影を作りましょう。今回はクリームシェードを使ったシェーディングをご紹介します。

  1. クリームシェードをブラシに取り、手の甲で量を調節する
  2. こめかみの下から頬骨の下に、エラからフェイスラインにシェードをライン状に乗せる
  3. ブラシやスポンジでぼかすようになじませる
    ※二重あごが気になるときは、あご下にもシェードを乗せてぼかすと効果的です。
  4. ブラシに残ったごく少量のシェードを目頭から鼻筋に乗せる
  5. ブラシで丁寧にぼかして鼻筋に影を作る
ハイライトで顔にメリハリを

むくみが気になるときは、ハイライトもおすすめです。メリハリが生まれて、顔が自然とスッキリ引き締まります。ツヤが出るため、ヘルシーかつ若々しい印象にもなりますよ。

  1. ハイライトをブラシに取り、手の甲で量を調節する
  2. 額と鼻筋のTゾーン、目の下の三角ゾーンにハイライトを乗せてぼかす
アイメイクやリップメイクを濃くする方法も

アイメイクやリップメイクをやや濃い目にするとパーツに目が行き、むくみが自然と目立たなくなります。ただし、盛りすぎると野暮ったい雰囲気になってしまうことも。アイラインをやや長めに描く、濃い色のリップを使うなど、顔全体のバランスを見ながら取り入れてくださいね。

 

ダウンヘアスタイルで簡単カバー

髪をアップにするとフェイスラインがあらわになる分、むくみが目立ってしまいます。顔周りのむくみを隠したいときは、髪を下ろしたダウンヘアスタイルがおすすめです。髪をコテで巻いてボリュームを持たせるのもいいでしょう。

 

ハーフアップなら「きちんと感」も◎

「ダウンヘアだと、だらしなく見えそう」と不安な方は、ハーフアップにしてみましょう。きちんと感を演出しながらも、フェイスラインのむくみを髪でふんわり隠すことができます。顔周りの髪をコテで巻いておくと、より自然にカバーできますよ。

 

ショートヘアの場合はトップにボリュームを

ショートヘアの場合は、トップにボリュームを持たせると◎。縦長効果で顔の丸みが緩和され、ほっそりした印象になります。ボブの方にもおすすめのテクニックです。

 


むくみ対策につながる生活習慣&血流ケア

塩分・アルコールを控える

塩分やアルコールを過剰に摂取すると、体に余計な水分が溜まりやすくなります。味の濃いものやお酒は普段からなるべく控えましょう。 塩分を摂りすぎてしまったときは、ナトリウムの排出を助けるカリウムを補給するとむくみの予防になります。カリウムはアボカド、バナナ、豆類、イモ類などに多く含まれますから、食事やおやつに取り入れてみてくださいね。

 

こまめに体を動かす

体の冷えは、むくみの原因になるってご存じでしたか? 冷えによって血液の流れが停滞すると、老廃物が溜まってむくみやすくなるのです。 そんな冷えの予防には、運動が効果的です。ストレッチ、ウォーキング、筋トレなど、できる範囲の運動を生活に取り入れましょう。デスクワークで脚がむくみやすい方は、1時間に1回は立つと◎。 屈伸などの体操をすると、より効果が現れますよ。

 

スパイスで体を温める

むくみやすい方には、スパイスによる温活もおすすめです。シナモン、生姜、コショウ、ヒハツといったスパイスには体を温めて血行を促す作用があり、むくみ予防にも役立ちます。料理や温かい飲み物に加えるなど、こまめに活用してみてはいかがでしょうか。

 


毎日のこまめな対策でむくみ悩みをゼロに!

 

今回は、むくみ悩みをゼロに近づけるケアや習慣、メイクなどをご紹介しました。私たちは体を横にして寝るため顔に水分が行きやすく、朝は誰しも少なからずむくむものです。しかし正しくケアすれば、むくみはすぐに目立たなくなります。憂鬱な朝を晴れやかな朝にするために、ぜひご紹介した対策方法を取り入れてみてくださいね。