【パッと明るい美白肌に】トーンアップを叶えるケア&メイク術

肌のトーンとは、肌色の明るさの度合いのこと。肌がトーンアップすると透明感が増して顔色が良く見え、ポイントメイクも映えやすくなります。では、どうしたら肌はトーンアップするのでしょうか? 今回は美白肌に導くケア&メイク方法を,肌をトーンダウンさせる原因と一緒に見ていきましょう。

 


目次


 


肌のトーンダウンを招く原因とは

 

美肌

 

血行不良

「お風呂上がりは肌の色が明るいのに、朝や仕事後は顔色がどんよりと暗い」と思ったことはありませんか? それは、血行によって肌のトーンが左右されるためです。

お風呂上がりは血行が良いため自然と明るく見えますが、体温が下がったり血流が滞ったりすると肌に栄養や酸素が届きにくくなり、どんより暗く見えてしまいます。体が冷えやすい方、運動不足の方は血行不良によるトーンダウンが起きやすいでしょう。

 

乾燥

実は肌の乾燥も、トーンダウンを招く原因になります。肌表面を覆っている角質層の水分が不足すると光を反射しにくくなり、くすんで見えてしまうのです。

また、皮膚が乾燥するとターンオーバーが滞って余分な角質が溜まりやすくなります。角質はもともとグレーがかっているので、蓄積すると透明感が失われてしまいます。

 

メラニン
紫外線を頻繁に浴びている方は、メラニンによるトーンダウンが起きやすくなります。紫外線を浴びると茶褐色のメラニン色素が増え、肌が茶色っぽくくすんで見えてしまうのです。

なお、メラニンの増加は、皮膚の炎症や摩擦、ホルモンバランスの変化、ストレスによっても生じます。メラニンを溜めないためには、普段のスキンケアやインナーケアも見直すことが大切です。

 


トーンアップを叶える習慣&美白ケア

 

トーンアップ

 

運動や入浴で血行を促す

血行を改善すると肌に栄養が届いてトーンアップしやすくなるとともに、メラニンが排出されやすくなります。普段から体が冷えやすい方、運動不足の方は、こまめな運動や毎日の入浴で血液の流れを促しましょう。

たとえば運動なら、ウォーキングやヨガなどで全身を動かすことを習慣にすると◎。筋肉がつくと血液が循環しやすくなるため、冷えとくすみ予防につながります。デスクワークに就いている方は、1時間に1回は立って屈伸や前屈などをすると効果的ですよ。

 

丁寧&やさしく保湿ケア

透明感のある肌は、うるおってみずみずしい状態です。洗顔後や入浴後はきちんと保湿をして、肌のうるおいをキープしましょう。

ただし、肌をこすると摩擦や炎症によってメラニンが増える恐れがあります。保湿ケアはくれぐれもやさしく丁寧におこなってくださいね。

 

紫外線対策を万全に

いくら正しいスキンケアをしていても、新たに紫外線を浴びていては肌がトーンダウンしてしまいます。日頃から日焼け止めを塗る、日傘や帽子などで肌を守るなど、紫外線対策も万全におこないましょう。家の中でもベランダや窓際で紫外線を浴びることがあるので、朝のスキンケア後すぐに日焼け止めを塗ることをおすすめします。

 

美白ケアでメラニンの生成を抑える

メラニンによるトーンダウンをできるだけ防ぎたいなら、ビタミンC誘導体、アルブチン、トラネキサム酸などの美白有効成分が配合されている化粧品を使いましょう。これらにはメラニンの生成を抑える働きがあるため、シミや茶くすみ対策につながります。

とはいえ、美白化粧品は万能ではありません。それだけに頼るのではなく、血行促進や保湿ケア、紫外線対策にプラスする形で取り入れましょう。

 

美白に効果的な栄養を摂る

肌は私たちの体の内側からつくられるものですから、十分な栄養を摂ることも大切です。美白に効果的な栄養素には、以下のようなものがあります。ぜひバランス良く取り入れてみてくださいね。

 

【ビタミンA】
ターンオーバーを促してメラニンの排出を助ける
多く含まれる食品…レバー、うなぎ、卵、チーズ、にんじんなど

【ビタミンC】
メラニンの生成を抑える・コラーゲンの生成を助ける
多く含まれる食品…パプリカ、ブロッコリー、キャベツ、イモ類、いちごなど

【ビタミンE】
血流を改善する・ホルモンバランスを整える
多く含まれる食品…うなぎ、卵、アーモンド、アボカド、かぼちゃなど

【リコピン】
高い抗酸化作用でメラニンの生成を抑える
多く含まれる食品…トマト(ミニトマトやトマトジュースも◎)、スイカ、柿など

【鉄分】
貧血を防いで肌に栄養を届けやすくする・コラーゲンの生成を助ける
多く含まれる食品…レバー、赤身肉、かつお、まぐろ、豆類、ほうれん草など

 


メイクで白浮きせず自然にトーンアップするには?

 

 

トーンアップ下地を使う

顔全体のくすみが気になる方には、トーンアップ下地を使ったベースメイクがおすすめです。くすみが目立たなくなり、パッと明るい印象になります。

ただし、顔だけに塗ると首の肌色との差が出て、白浮きしてしまうことがあります。首の肌色が暗い場合は、首までトーンアップ下地を塗ることをおすすめします。

 

【トーンアップ下地を使ったベースメイク術】

  1. 顔全体と首にトーンアップ下地を塗る
    ※顔は額・頬・鼻・あごのパーツ別に、首は耳の下からデコルテに向かって丁寧になじませましょう。
  2. 顔にファンデーションもしくはフェイスパウダーを薄く均一に重ねる
    ※首のベタつきが気になる場合は、ベビーパウダーを薄く重ねましょう。

 

ハイライトを使う

顔を立体的に見せたい方、自分の肌色を活かした自然なトーンアップを叶えたい方には、ハイライトを使ったメイクがおすすめです。肌に光を集めてくれるため、ツヤが出てイキイキとした印象になりますよ。また、パーツにメリハリが生まれるため、自然と小顔に見えることもポイントです。

ハイライトにはクリームタイプ、パウダータイプなどさまざまな種類がありますが、簡単にトーンアップを叶えたい方には、リキッドタイプがおすすめです。スタカラのリキッドハイライトは美容液のように肌になじみ、自然な立体感と透明感をもたらします。

 

【ハイライトを使ったトーンアップメイク術】

  • 顔全体に化粧下地やリキッドファンデーションを塗る
    ※より明るさを求める場合は、トーンアップ下地と組み合わせても効果的です。
  • リキッドハイライトをパール粒小程度、手の甲に取る
  • リキッドハイライトを指先に取り、鼻筋、目の周り、ほうれい線、口角、あごなど明るく見せたい部分に少量ずつ置く
  • スポンジをすべらせてハイライトをぼかす
  • スポンジで顔全体をポンポンとやさしく叩いてなじませる

 

<参考>スターオブザカラーのクリームハイライトはこちら

クリームハイライト

 

 


トーンアップを叶えるケア&メイクで理想的な美白肌に

 

肌の色がトーンダウンする原因には、普段のスキンケアや生活習慣も大きく関係しています。「生まれつき肌の色が暗いからトーンアップなんて無理」と諦めず、ぜひできるケアから始めてみてくださいね。

また、メイクを駆使すれば今すぐトーンアップを叶えることも可能です。透明感のある明るい肌は、男女問わず好感を持たれるもの。たるみやシワを飛ばす効果もありますから、毎日のメイクに取り入れてみてはいかがでしょうか。