毛穴の開きは「乾燥」のせい? 毛穴レス肌を叶えるケア&メイクとは
開き、角栓、黒ずみなどの毛穴トラブルに悩まされていませんか? 実はそのお悩み、肌の乾燥が原因かもしれません。なぜ乾燥によって毛穴が目立つようになるのか、効果的なケア方法やトラブルをカバーするベースメイクとあわせて見ていきましょう。
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毛穴の開きは、皮脂が多く分泌されるオイリー肌に起きやすいイメージがありますよね。しかし、実は肌の乾燥も、毛穴が目立つ要因になります。肌の水分量が減ると毛穴周りの角質層がしぼんでハリが低下し、ぽっかり開いて見えてしまうのです。 さらに加齢などによって肌がたるんでいると、毛穴もその皮膚に引っ張られて「たるみ毛穴」になってしまいます。たるみ毛穴は皮膚の流れに沿って楕円形、もしくはしずく型をしているのが特徴です。 「年齢を重ねるごとに毛穴が目立ってきた」という方は、乾燥とたるみの両方が毛穴を目立たせている可能性があるので注意しましょう。
肌の乾燥が悪化すると、角栓や黒ずみも招きやすくなります。そもそも角栓とは、角質と皮脂が混じり合って固まったもの。実は肌が乾燥すると角質が硬くなるとともに、肌のうるおいを守ろうとする防衛反応によって皮脂が分泌されるため、角栓ができやすくなるのです。 そして角栓が長時間空気に触れて酸化すると、黒く変色して黒ずみになってしまいます。黒ずみというと、鼻の毛穴にイチゴの種のように発生することが多いですよね。実はこのイチゴ鼻も、乾燥が一因となっている可能性があるのです。
乾燥による毛穴トラブルを防ぐためには、保湿ケアが必要不可欠です。ヒアルロン酸などの保湿成分が配合された基礎化粧品を使って、肌のうるおいを逃さないようにしましょう。秋冬は額や鼻も意外と乾燥しやすいので、顔全体にまんべんなく化粧水や乳液をつけることをおすすめします。 ただし、肌を強くこするとバリア機能が壊れて乾燥しやすくなります。手のひらや指の腹、柔らかなコットンなどでやさしく丁寧になじませることが大切です。
秋冬は寒いため、熱めのお湯で顔を洗っている方が多いかもしれませんね。しかし、熱いお湯で顔を洗うと肌本来のうるおい成分が奪われて、乾燥しやすくなってしまいます。たとえ寒い時期でも、洗顔時には32℃程度のぬるま湯を使いましょう。 ポイントは、冷たくも熱くもないくらいの水温にすること。もしぬるま湯を使うのがつらいほど寒い場合は、事前に熱めのお湯で手を温めておくといいでしょう。
「メイクを落とした後に肌が乾燥しやすい」と感じているなら、クレンジング剤が肌に合っていない可能性があります。洗浄力が強すぎるもの、W洗顔が必要なものだと、メイクを落とすたびに肌のうるおいまで奪われてしまうのです。 そんなお悩みをお持ちの方には、メイクをやさしく落としてうるおいは残す、W洗顔不要のクレンジングバームがおすすめです。バームは毛穴の奥の汚れにまでアプローチするため、角栓や黒ずみ対策にも効果的ですよ。
ファンデーションにはさまざまなタイプがありますが、乾燥肌さんにはクリームタイプのファンデーションがおすすめです。肌にうるおいのベールを作るクリームファンデーションを使うことで、水分の蒸発によるカサつきや毛穴落ちを防ぐことができます。 特にスターオブザカラーのクリームファンデーションは高純度ワセリンが主成分のため、高い保湿効果が長時間持続します。朝のスキンケア後に使用すれば、リッチな保湿クリームのようにうるおいを守ってくれますよ。また、少量でもなめらかに伸びてフィット感が高いため、厚塗りになりにくくナチュラルに仕上がります。日中も乾燥しない肌、そして毛穴の目立たないつるんとした肌を目指している方は、ぜひ試してみてくださいね。
- 洗顔後、化粧水や乳液などの基礎化粧品で保湿をする
- 化粧下地を顔全体に薄くなじませる ※スタカラのクリームファンデーションは下地不要のため省いてもOKです。
- スポンジにごく少量のクリームファンデーションを取る
- 両頬、額の3箇所にファンデーションをのせる
- ④を顔の中心から外側へ、スポンジをやさしくすべらせてなじませる
- スポンジに残ったファンデーションで、目や鼻、口周りの細かい部分をカバーする
- フェイスパウダーを大きめのブラシにとり、Tゾーンやマスク崩れが気になる部分に薄くのせる
乾燥による毛穴トラブルは、正しい対策ケアをおこなえば徐々に改善できるもの。メイク1つでも、毛穴の目立ち方は見違えるように変わります。憧れの毛穴レス肌に近づくために、普段のスキンケアやインナーケア、メイク方法を見直してみてはいかがでしょうか。