イベント前の大人必見! 写真写りを良くするメイクテクニック

結婚式や同窓会などのイベントでは、写真を撮る機会が多いもの。そんなときに気になるのが、写真写りですよね。写真は半永久的に残るものですから、「せっかくなら綺麗に写りたい」「若々しく健康的に撮られたい」と思う方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、写真写りを良くする大人向けのメイクテクニックをご紹介します。

高画質でも耐えられるベースメイク方法

ピンク系の化粧下地で明るく血色感のある肌に

顔色がどんより暗いと、写真写りも悪くなってしまうもの。パッと明るい健康的な顔色で写るために、まずピンク系の化粧下地を使いましょう。自然な血色感がプラスされ、撮られたときの華やかさもアップしますよ。「いつもは化粧下地を使わない」という方も、写真撮影がある特別な日には使ってみてはいかがでしょうか。

顔に使った化粧下地を首にも塗る

「自分が写った写真を見たら、顔と首の色が違っていた!」なんて経験はありませんか? 顔にはしっかりメイク、首はすっぴんだと、当然のように肌色に違いが出てしまいますよね。

そんな失敗を防ぎたい方には、首にも化粧下地を塗る方法がおすすめです。顔に使用した化粧下地を、首まで伸ばすようにしましょう。UVカット効果のある下地を使えば、首の紫外線対策にもなりますよ。


ファンデーションは薄づきが鉄則

写真を撮る日は気合を入れてメイクをするため、ファンデーションが厚塗りになりがちですよね。しかし、厚く塗ると肌の透明感が失われ、不自然さが生まれてしまいます。また、重ね塗りすると粉っぽくなり、老けた印象を与える恐れもあります。あくまでもファンデーションは薄づきで、気になるシミやクマなどはコンシーラーでカバーしましょう。

フェイスパウダーでセミマットな毛穴レス肌に

実は、写真撮影時は肌のテカりが大敵。額や小鼻などが皮脂でテカっていると、顔が膨張して見えたり、きちんと感が失われたりする恐れがあるのです。そんなテカりを防ぐためには、ベースメイクの最後にフェイスパウダーを重ねると◎。特にテカりがちなTゾーンは、パフで叩き込んでおきましょう。凹凸もカバーしてくれるので、高画質に耐えられる毛穴レス肌が完成しますよ。

写真写りを良くするポイントメイク術

アイラインは細め・アイシャドウで陰影を

アイラインを太く描くとかえって目の印象が引き締まり、小さく見えてしまうことがあります。自然に目を大きく見せたいならアイシャドウで目の周りに陰影をつくり、アイラインはまつげの間を埋める程度に細く描きましょう。また、まつげをカールさせ、マスカラで放射状に伸ばすのも効果的です。


【写真写りアップにおすすめのアイメイク例】

① 薄めのアイシャドウ(オレンジやベージュ系など)をブラシにとる

② アイホール全体と下まぶたの目尻側にやや広めにぼかす

③ 濃いめのアイシャドウ(ボルドーやブラウン系など)を細いブラシやチップにとる

④ 上まつげの際と下まぶたの目尻側にライン状にのせて軽くぼかす

⑤ アイライナーで上まつげの隙間を埋めるようにラインを描く

※目尻側を長めに描くと目の横幅が広がって大きく見えます。

⑥ まつげをビューラーでしっかりとカールさせる

⑦ マスカラでまつげに長さと濃さを出す


赤みリップやチークで華やかに

ベージュ系のリップやチークは直接見ると上品な印象ですが、写真に撮ると白っぽく飛んでしまうことがあります。結婚式や同窓会などの華やかなシーンで写真を撮るなら、赤みを含んだリップやチークを使いましょう。

ただし、チークが部分的に濃いと野暮ったい印象になるので要注意。ふんわり広げるように、しっかりとぼかすことが大切です。


シェードで鼻筋やフェイスラインを引き締める

誰しも写真を残すからには、立体感のある小顔で写りたいですよね。そんな願いを叶えてくれるのが、シェーディングです。ブラウンのシェードを鼻の両サイドやフェイスラインにのせて、すっきり引き締まった顔に仕上げましょう。


【鼻筋を自然にすっきり見せるシェードの使い方】

① ブラウンのシェードをブラシにごく少量とる

② 鼻根(鼻の付け根)と鼻先の両サイドにシェードをのせる

③ ぼかし用のブラシで丁寧になじませる

※シェードを鼻根から鼻先までライン状につなげると不自然な印象になる恐れがあります。それぞれ分けて影を作るようにしましょう。

写真撮影時には姿勢や表情にも気をつけて

背筋を伸ばしてあごを軽く引く

写真を撮られるとき、猫背になっていると顔までたるんで見えてしまうもの。背筋をシャンと伸ばし、あごを軽く引くようにしましょう。引きすぎると二重あごになったり表情が不自然になったりするので、あくまでも”軽く”を意識してくださいね。

目の開けすぎ・閉じすぎに注意

目を大きく見せたいからといって開きすぎると、無理をしている印象を与えてしまいます。強く見開くのではなく、目線をやや上に向ける程度にしましょう。

また、笑顔になるのは良いことですが、満面の笑みになると目が小さく見えてしまう恐れも。自然なスナップショットなら問題ありませんが、キメ顔を残したいなら目の閉じすぎにも注意したいですね。


歯が少し見える程度の笑顔が◎

笑顔の写真を残す場合は、歯の見え方にも気を配りたいもの。上下の歯が全部見えるより、上の歯が少し見える程度のほうが上品な印象になります。撮影当日までに時間があるなら、鏡を見て笑ったり、実際にスマホで自撮りしたりと、色々研究してみましょう。

写真写りが良くなれば思い出もより楽しいものに

今回は、写真写りを良くするメイクテクニックや撮られ方のコツなどをご紹介しました。お気に入りの写真が残せれば、イベントの思い出もより楽しく輝かしいものになります。ぜひメイクや表情などを研究して、写真写りアップを叶えてみてくださいね。