絶対に日焼けしたくない！鉄壁UV対策術＆緊急アフターケア

今では広く知られるようになりましたが、紫外線は天気の悪い日でも降り注いでいます。肌に悪影響を与える紫外線にはUVAとUVBがあり、UVAは雲を通り抜ける性質を持つためです。たとえ曇っていても油断せず、日焼け止めは毎日塗るようにしましょう。メイクにはUVカット効果のある下地を使うと安心です。

また、日焼け止めは以下のポイントを守って塗ると、より万全な対策につながります。

①規定量を守って塗る

肌に塗る日焼け止めの量が少ないと、十分な効果が発揮されません。パッケージなどをよく読み、決められた量をきちんと使いましょう。

②規定量を守って塗る

肌に塗る日焼け止めの量が少ないと、十分な効果が発揮されません。パッケージなどをよく読み、決められた量をきちんと使いましょう。

③日焼けしやすい部分には重ねづけをする

顔であれば頬、額、鼻筋などの出っ張った部分、体であれば手の甲などの露出している部分が比較的日焼けしやすいといわれています。日焼け止めを重ねづけして、よりしっかりと肌を守ることが大切です。

④2～3時間おきに塗り直す

日焼け止めは汗や摩擦などの影響で、徐々に落ちてきてしまいます。たとえ大きく崩れていなくても、2～3時間おきに塗り直しましょう。スティックやスプレータイプの日焼け止めを使うと、お出かけ先でもサッと塗り直せますよ。

屋外で直射日光を浴びるときは、日焼け止めにUVカット効果のある日傘、帽子、サングラスなどを併用しましょう。紫外線を遮断することで、よりしっかりと日焼けを予防できます。

最近では、UVカット効果のあるカーディガンやパーカーなども販売されています。サッと羽織るだけで紫外線をカットできるので、常備しておきたいですね。

首や耳周りは、意外と紫外線対策を忘れやすいパーツです。紫外線を浴びるとシミやシワができやすくなりますから、顔と同じように日焼け止めを塗りましょう。塗り忘れた場合はフードをかぶったり、ストールを巻いたりすると安心です。

1日の中でもっとも紫外線量が多い時間帯は、10～14時だといわれています。できるだけ日焼けしたくないなら、この時間帯の外出を避けたほうがいいでしょう。どうしても避けられない場合は、地下や日陰を歩いたり、UVカットグッズを使うなどの工夫が必要です。

日焼け後の肌は、火傷を負ったときと同じ状態です。炎症を鎮めるために、まずは肌を冷やしましょう。冷たいタオルや保冷剤などを当てると効果的です。入浴する場合は熱いお風呂は避けて、ぬるめのシャワーでサッと汚れを流す程度にしてくださいね。

紫外線で炎症を起こした肌は、いつもより乾燥しやすくなっています。冷やして肌のほてりを取り除いたら、いつも使っている化粧品で丁寧に保湿しましょう。肌への刺激を少しでも減らすために、手のひらでやさしくなじませることがポイントです。もし冷やす→保湿をしても肌が痛くなったり水疱ができたりする場合は、そのままにせず皮膚科で相談しましょう。

日焼けをすると、すぐに美白化粧品を使いたくなりますよね。しかし、使い慣れていない化粧品をいきなり導入すると、かえって肌トラブルを招く恐れがあります。日焼け直後はシンプルな保湿ケアのみにして、肌が落ち着いた翌日以降から導入しましょう。メラニンの生成を抑えるビタミンC誘導体、トラネキサム酸、エラグ酸、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキスなどが配合されたアイテムがおすすめです。

日焼けによるダメージを軽減するためには、体内からのケアも必要です。食事からは、紫外線によって増える活性酸素の働きを抑えるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを積極的に補いましょう。ビタミンAはレバー、卵黄、にんじんなどに、ビタミンCは赤ピーマン、ブロッコリー、キウイなどに、ビタミンEはアーモンド、アボカド、かぼちゃなどに含まれています。サプリメントを活用しても効果的です。

また、肌を回復させるためには十分な睡眠も欠かせません。飲酒は眠りを浅くする恐れがあるのでできるだけ控え、早めに就寝しましょう。

紫外線は、ただ単に肌を黒くしたり、シミを増やしたりするだけではありません。肌内部にまで侵入してコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌の弾力まで奪ってしまうのです。紫外線によってハリが低下した肌はたるみやすくなり、深いシワもできやすくなります。さらに長期的に浴び続けると皮膚がんや白内障など、さまざまな疾患を招く恐れもあります。

子供が紫外線をたくさん浴びると、シミやシワなどの皮膚老化が早まるうえに、皮膚がんや目の病気にかかるリスクも高まります。子供は免疫機能がまだ完全ではないうえに、皮膚のバリア機能も弱いもの。子供のときこそ十分な紫外線対策が必要なのです。

具体的な対策方法は、基本的に大人と同じです。子供の肌は薄くデリケートなので、刺激の少ない子供用の日焼け止めを使いましょう。

紫外線は乾燥やニキビなどの肌トラブルの原因にもなりますから、清潔感のある見た目を保ちたい男性にもUV対策が効果的です。適切に対策すればシミ、シワ、たるみ、皮膚がんなどが防げるため、若々しさや健康にもつながります。最近ではシックな日傘など、男性用のUVカットグッズも充実していますから、毎日の対策に取り入れてみてはいかがでしょうか。

今回は日焼けをしない方法と、紫外線対策の重要性についてお伝えしました。見た目における若々しさの秘訣は、紫外線対策にあるといっても過言ではありません。将来後悔しないためにも、毎日コツコツ続けていきたいですね。