「美容成分」をチェック! 乾燥肌・年齢肌・美白に効果的な成分とは

化粧品にはさまざまな美容成分が配合されていますが、名前は聞いたことがあっても「何に効くか分からない」という方も多いのではないでしょうか。また、美容成分にはたくさんの種類があり、どれを選んでいいのか迷ってしまうこともありますよね。そこで今回は、肌のお悩み別におすすめの美容成分をご紹介します。より効果的なお手入れをするために、ぜひ参考にしてみてくださいね。


目次


 


うるおい美肌に! 乾燥肌に効果的な美容成分

セラミド

セラミドは、肌の角質層にも存在している細胞間脂質の一種です。水分を抱え込んで保つことで肌の乾燥を防ぎ、バリア機能を維持する働きがあります。乾燥肌や敏感肌のケアに効果的な成分として有名ですから、一度は聞いたことがあるかもしれませんね。

化粧品に配合されているセラミドには、大きく分けて4つの種類があります。人の肌と相性が良く浸透性が高いのは「天然セラミド」「ヒト型セラミド」、安価ながら浸透力が下がるのは「植物性セラミド」「疑似セラミド」といわれています。購入時には、どんなセラミドが配合されているかもチェックしてみましょう。

【成分表示例】

天然セラミド…セレブロシド、ビオセラミド
ヒト型セラミド…セラミド1(セラミドEOP)、セラミド2(セラミドNG、NS)など
植物性セラミド…米ヌカスフィンゴ糖脂質
疑似セラミド…ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、肌だけでなく関節、目、血管などにも存在する保水成分です。たった1gで6リットルもの水分を保持できるため、高い保湿効果が期待できます。安定性・安全性が高く、肌なじみが良いこともヒアルロン酸の特徴で、長年多くの化粧品に用いられています。

【成分表示例】ヒアルロン酸Na

コラーゲン

コラーゲンは肌のハリを保つ成分として有名ですが、化粧品には主に保湿成分として配合されています。高い保水性を持っているため、水分の蒸発を防いでくれるのです。乾燥ジワの予防、バリア機能の維持などに役立ってくれますよ。

【成分表示例】加水分解コラーゲン

ヘパリン類似物質

ヘパリン類似物質は、角質層の深くにまでうるおいを届ける親水性を持っています。血行促進や抗炎症の作用もあるので、肌荒れ対策にも効果的です。皮膚疾患の治療薬に用いられてきましたが、現在は市販のスキンケアアイテムにも保湿を目的に配合されています。

【成分表示例】ヘパリン類似物質

 


ハリを取り戻そう! シワや年齢肌に効果的な美容成分

フラーレン

フラーレンは、ビタミンCの100~200倍もの抗酸化力を持つ美容成分です。老化を引き起こす活性酸素を無害化するため、シワやたるみ対策に効果が期待できます。

また、メラニンの生成を抑制するため、美白ケアにも効果的です。化粧品に利用されるようになったのは2005年と比較的最近ですが、安全性が高いエイジングケア成分として多くの美容皮膚科でも導入されています。

【成分表示例】フラーレン

プラセンタエキス

プラセンタとは動物の胎盤のことで、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、新陳代謝を促す成長因子などが含まれています。そんな胎盤から抽出したプラセンタエキスには、保湿効果、肌にハリを与える効果、美白効果が期待できます。乾燥、シワ、くすみ、シミなど、あらゆるお悩み対策におすすめですよ。

【成分表示例】プラセンタエキス

ナイアシンアミド

ナイアシンアミドはビタミンB群の一種で、シワ改善有効成分として厚生労働省に承認されています。肌のハリを保つコラーゲンの生成を促すことで、シワ改善効果をもたらすのです。また、メラニンの生成を抑える作用があるため、シミ対策にも効果的です。

【成分表示例】ナイアシンアミド

レチノール

レチノールはビタミンAの一種で、肌のターンオーバーを促進する作用があります。この作用によってコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促し、シワやハリ不足、くすみなどを改善する効果が期待できます。

しかし、肌への刺激が強いため、乾燥肌や敏感肌の方は注意が必要です。市販品はレチノールの濃度が薄いのでそれほど心配する必要はありませんが、パッチテストで問題がないことを確認してから使いましょう。

【成分表示例】レチノール

ヒト幹細胞培養液

幹細胞とは、自らを修復したり、さまざまな細胞に分化したりする特殊な細胞のこと。人の体内では、皮膚や骨などあらゆる部位に存在しています。

そんな幹細胞の培養液から作られた美容成分には、細胞を活性化させてターンオーバーを促す効果が期待できます。仰々しい名前ですが、細胞そのものが使われているわけではありません。ハリが低下してきた年齢肌のケアにおすすめですよ。

【成分表示例】ヒト幹細胞培養液

 


シミを防ぐ成分は? 美白に効果的な美容成分

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体は、ビタミンCを肌に浸透しやすいように開発された成分です。メラニンの生成を抑えると同時に排出を助ける作用があるため、シミやくすみ対策に効果的です。また、皮脂の分泌を抑えるので、毛穴の引き締めやニキビ対策にも効果を発揮してくれますよ。

【成分表示例】アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルMg、ステアリン酸アスコルビルなど

アルブチン

アルブチンは、梨やサンタベリーなどの植物に含まれている天然の成分です。α-アルブチンとβ-アルブチンの2種類がありますが、化粧品には肌への親和性が高いα-アルブチンが使われるケースが多くなっています。メラニンの合成を阻害する作用があるので、「シミができる前に予防したい」という方におすすめです。

【成分表示例】アルブチン、α-アルブチン

トラネキサム酸

トラネキサム酸は、人工合成されたアミノ酸の一種です。メラニンの生成を抑えるとともに炎症を引き起こすプラスミンの働きを抑えるため、シミ、肝斑、ニキビ跡のケアに効果的です。肝斑治療の内服薬にも配合されています。

【成分表示例】トラネキサム酸

コウジ酸

コウジ酸はその名の通り、味噌やしょうゆの製造に欠かせない麹由来の美容成分です。酒造りをおこなう杜氏の手が白く美しいことから研究が進み、化粧品にも利用されるようになりました。メラニンの生成を抑えるだけでなく、抗炎症や抗酸化作用を持っているため、肌荒れやシワ対策にもおすすめです。

【成分表示例】コウジ酸

 


美容成分を知って効率よくお手入れしよう

 

今回は、長年愛されている美容成分から近年注目の成分まで、幅広くご紹介しました。美容成分の特性を知れば、より自分の肌悩みに合った化粧品を見つけやすくなります。

なお、これらの成分は基礎化粧品だけでなくメイクアイテムにも活用されています。「メイクしながら美肌になりたい!」という方は、ぜひメイクアイテムの美容成分もチェックしてみてくださいね。